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松下電器、衝撃に強い超小型ＰＣ・法人向け

松下電器産業は５日、落としても壊れにくい頑丈な超小型パソコン＝写真＝を今秋に発売すると発表した。ＣＰＵ（中央演算処理装置）はインテルがモバイル機器向けに開発した最新モデル「アトム」を採用、工事現場や整備工場内など過酷な使用環境にも耐えられる業務用機種に仕上げた。タッチパネル式にすることでサイズは持ち運びやすい弁当箱大に抑えた。屋外作業などに適したパソコン「タフブック」の新製品として投入する。すでに基本モデルの開発を終えており、今秋に国内外の法人向けに発売する。価格は未定。

コダック、個人向けスキャナーに参入・シェア10％狙う

コダック（東京・千代田）は４日、同社初の個人向け小型スキャナーを26日に発売すると発表した。大量の文書や領収書などを効率的に管理したい個人事業者向けなどに販売する。新製品発売を機に国内の個人向けスキャナー市場に参入。2009年末までに年間１万台を販売、シェア10％を目指す。 発売するのは「コダックＳｃａｎＭａｔｅ　ｉ１１２０スキャナー」＝写真。Ａ４用紙を毎分20枚読み取り可能。サイズや厚さが異なる紙も一度に大量に読み取れるのが特徴だ。価格はオープンだが実売価格は５万円弱の見込み。

キヤノン、個人事業主向け複合プリンター・Ｌ判写真18秒で印刷

キヤノンは27日、インクジェットプリンターの新製品を３月６日に発売すると発表した。一枚のＬ判フチなし写真を従来機種より40％速い約18秒で印刷する。自動で読み取り原稿の紙送りをする自動給紙機構（ＡＤＦ）を搭載。コピーやファクスができる複合機で、個人事業主の利用を見込んでいる。 新製品は「ピクサス　ＭＸ８５０」＝写真＝で、Ａ４原稿で最大35枚までセットできるＡＤＦ機能をつけた。原稿の読み込みと印刷を並行することで、コピーに要する時間を短縮。ＬＡＮに接続した複数のパソコンから印刷の指示が出せる。店頭想定価格は４万円前後。

レノボ・ジャパン、13型で最薄最軽量のノートＰＣ

レノボ・ジャパン（東京・港、天野総太郎社長）は26日、13型ノートパソコンでは業界最薄・最軽量の新製品を発売した。フラッシュメモリーを使った記録装置「ソリッド・ステート・ドライブ（ＳＳＤ）」を同社で初めて採用するなどして、本体を薄く軽くした。仕事でパソコンを日常的に持ち歩く層を中心に売り込む。新製品は「シンクパッド　Ｘ３００」シリーズ＝写真＝で全3機種。重さは1.42キログラム、厚さは最も薄い部分で18.6ミリと単三電池の半分程度までスリムにした。1回のフル充電で3.2時間使える。有料オプションの大容量バッテリーに付け替えればさらに5時間延長して使える。直販価格は34万6500円から。

ナナオ、グラフィックス市場向け液晶モニター

【金沢】ナナオは25日、印刷・デザインなどグラフィックス市場向けの液晶モニター「ＥＩＺＯカラーエッジシリーズ」で、低価格版の「ＣＧ２２２Ｗ」を3月19日から発売すると発表した。デジタル一眼レフカメラの高機能化や印刷する色の範囲が広がっているのに対応。デザイン事務所やこだわりをもつ個人のカメラユーザーなどの市場を開拓する。グラフィックス業界のデータの表示・加工の標準となり、再現できる色の空間を定めた「アドビＲＧＢ」の92％までカバーする。オープン価格で、同社の直販サイトの販売価格は13万4400円と、シリーズで最も安い価格に設定する。

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